さっそく、日南〜宮崎の特急バスの(妄想)時刻表を発表させていただきます!
なお、以下の時刻表はすべて平日ダイヤとします。
↓ 日南方面時刻表(妄想) ↓
種別 | 通勤型 | 観光型 | 観光型 | 観光型 | 観光型 | 観光型 | 通学型 | 通勤型 | 通学型 |
経由地 | 生目台 東郷IC | 北郷温泉 飫肥 | 空港 北郷温泉 飫肥 | 空港 北郷温泉 飫肥 | 空港 北郷温泉 飫肥 | 空港 北郷温泉 飫肥 | 空港 大藤橋 飫肥 | 東郷IC | 空港 大藤橋 飫肥 |
営業所 | 宮崎① | 宮崎② | 日南① | 日南② | 宮崎① | 日南① | 日南② | 宮崎② | 日南① |
宮崎駅 | 06:40 | 08:15 | 09:15 | 11:10 | 13:20 | 15:40 | 17:25 | 18:30 | 20:05 |
生目台西3丁目 | 06:59 | || | || | || | || | || | || | || | || |
橘通り1丁目 | || | 08:24 | 09:24 | 11:19 | 13:29 | 15:49 | 17:34 | 18:39 | 20:14 |
宮交シティ | 07:19 | 08:30 | 09:30 | 11:25 | 13:35 | 15:55 | 17:40 | 18:45 | 20:20 |
宮崎空港 着 | || | || | 09:40 | 11:35 | 13:45 | 16:05 | 17:50 | || | 20:30 |
宮崎空港 発 | || | || | 09:50 | 11:45 | 13:55 | 16:15 | 17:55 | || | 20:35 |
清武 | 07:31 | 08:42 | 10:00 | 11:55 | 14:05 | 16:25 | 18:05 | 18:57 | 20:45 |
北郷IC | || | 09:04 | 10:22 | 12:17 | 14:27 | 16:47 | 18:27 | || | 21:07 |
北郷温泉 | || | 09:16 | 10:34 | 12:29 | 14:39 | 16:59 | || | || | || |
大藤橋 | || | || | || | || | || | || | 18:36 | || | 21:16 |
飫肥 | || | 09:34 | 10:52 | 12:47 | 14:57 | 17:17 | 18:50 | || | 21:30 |
東郷IC | 07:58 | || | || | || | || | || | || | 19:24 | || |
日南駅前 | 08:08 | 09:47 | 11:05 | 13:00 | 15:10 | 17:30 | 19:03 | 19:34 | 21:43 |
油津待合所 | 08:15 | 09:54 | 11:12 | 13:07 | 15:17 | 17:37 | 19:10 | 19:41 | 21:50 |
南郷 | = | = | 11:34 | 13:29 | 15:39 | = | 19:32 | 20:03 | = |
道の駅なんごう | 11:44 | 13:39 | 15:49 | = | = |
↓ 宮崎方面時刻表(妄想) ↓
種別 | 通学型 | 通勤型 | 通学型 | 観光型 | 観光型 | 観光型 | 観光型 | 通学型 | 通勤型 |
経由地 | 飫肥 大藤橋 | 東郷IC | 飫肥 大藤橋 | 飫肥 北郷温泉 空港 | 飫肥 北郷温泉 空港 | 飫肥 北郷温泉 空港 | 飫肥 北郷温泉 空港 | 飫肥 北郷温泉 空港 | 東郷IC |
営業所 | 宮崎② | 日南① | 日南② | 宮崎① | 宮崎② | 日南① | 日南② | 宮崎① | 日南① |
道の駅なんごう | 12:20 | 14:20 | 16:40 | ||||||
南郷 | 05:30 | 06:37 | 12:30 | 14:30 | 16:50 | ||||
油津待合所 | 05:53 | 07:00 | 07:50 | 09:00 | 10:50 | 12:53 | 14:53 | 17:13 | 18:20 |
日南駅前 | 05:59 | 07:06 | 07:56 | 09:06 | 10:56 | 12:59 | 14:59 | 17:19 | 18:26 |
飫肥 | 06:13 | || | 08:10 | 09:20 | 11:10 | 13:13 | 15:13 | 17:33 | || |
北郷温泉 | || | || | || | 09:37 | 11:27 | 13:30 | 15:30 | 17:50 | || |
大藤橋 | 06:26 | || | 08:23 | || | || | || | || | || | || |
北郷IC | 06:35 | || | 08:32 | 09:49 | 11:39 | 13:42 | 15:42 | 18:02 | || |
東郷IC | || | 07:16 | || | || | || | || | || | || | 18:36 |
清武 | 06:57 | 07:43 | 08:54 | 10:11 | 12:01 | 14:04 | 16:04 | 18:24 | 19:03 |
宮崎空港 着 | || | || | 09:04 | 10:21 | 12:11 | 14:14 | 16:14 | 18:34 | || |
宮崎空港 発 | || | || | 09:14 | 10:31 | 12:21 | 14:24 | 16:24 | 18:44 | || |
月見ヶ丘入口 | 07:09 | || | || | || | || | || | || | || | || |
宮交シティ | 07:12 | 08:05 | 09:24 | 10:41 | 12:31 | 14:34 | 16:34 | 18:54 | 19:15 |
橘通り1丁目 | 07:18 | 08:11 | 09:30 | 10:47 | 12:37 | 14:40 | 16:40 | 19:00 | 19:21 |
宮崎駅 | 07:31 | 08:20 | 09:37 | 10:54 | 12:44 | 14:47 | 16:47 | 19:07 | 19:30 |
↓宮崎側から全停留所への所要時間・運賃↓
↓日南側から全停留所への所要時間↓
運転本数は1日あたり9往復です。
通勤型は2往復で、朝と夕方に日南発、宮崎発がそれぞれ1本ずつの設定です。
日南市から宮崎市への通勤に便利な時間帯はもちろん、逆のパターンでも設定しています。
宮崎河川国道事務所によると、日南市内にある病院の関係者のうち約3割が宮崎市内から通勤しているそうです。
日南市へ通ってくる人向けに、朝宮崎発、夕方日南発の通勤型を設定しました。
通学・観光型は7本としました。
うち通学型は朝に日南発が2本、夕方に宮崎発が2本です。
残りの5往復が観光型で、日中帯にはおよそ2時間に1本の運転です。
通学・観光型(日南発1本を除く)については宮崎空港を経由しますが、通勤型2往復は宮崎空港に停まらないものとしました。
所要時間については、日南市・宮崎市それぞれの中心部同士1で以下のようになっています(最速便)。
通勤型:55分
通学型:1時間25分
観光型:1時間47分
通勤型だとほぼ自家用車と変わらない速さで移動できます!
これならば、自家用車やJR日南線から切り替えてくれる人も出てきそうです!
一方、観光型だと倍近くかかるということで、種別によりかなり差があります。
おおよそのルートについては既に前回の記事で解説させていただきましたので、細かい点を補足させていただきます。
まず、下りの「生目台西3丁目」というバス停を経由している通勤型の便について。
上の地図だと、レイヤー「宮崎市内ルート」の中にあるルートで、「生目台経由」と書かれた赤い線のルートがあるかと思いますが、こちらが「生目台西3丁目」経由のルートです。
通常の便(紫色の線)と比べて異常に遠回りをしており、一見とても不便に見えますが、ちゃんと理由があります。
2回ほど前に、都城市と宮崎市を結ぶ特急バスの話をしましたが、その宮崎発1便目も、この生目台地区を経由しているのです。
これは郊外の住宅地に住むお客さんを拾うためで、
宮崎駅を出て西に進み、大塚台、生目台、江南台など、規模の大きい住宅地の近くを通るルートをとっています。
この「生目台経由」以外の便では、宮崎駅を出ると宮崎市の目抜き通りである「橘通り」を通る想定にしています。
しかし、橘通り沿いに住んでいる人はあまり多くありませんし、住んでいる人の多くはおそらくその近くに職場がある人たちかなと思います。
早朝にそんな場所を通っても、乗ってくれる人はほとんどいないでしょう。
正直、ここまで遠回りをするのは運転手さんとしても大変だと思います。
しかし都城行きの便が依然として廃止されていないということは、そこそこ需要があるのでしょう。
次に、同じくレイヤー「宮崎市内ルート」の中にある、「月見ヶ丘入口経由」と書かれた青い線のルートについてです。
通常の便(紫色の線)は、宮崎インターチェンジで高速道路を降りてからは、バスターミナルである「宮交シティ」に一直線に向かいます。
一方で月見ヶ丘入口経由の便は、宮交シティの直前で脇道(旧道)に逸れます。
月見ヶ丘入口バス停の近くには県立高校が2つあります。2
ここへの生徒さんを運ぶために朝の宮崎行きの1本だけ月見ヶ丘入口経由便を設定しました。
最後に、始発バス停・終着バス停についてです。
宮崎市内ではすべての便が宮崎駅西口(高千穂口)発着ですが、日南市内では3通り設定しています。
日中に走る観光型の便は、もっとも南である「道の駅なんごう」まで運転する想定です。
もちろん観光客を運ぶのが大きな目的の一つですが、沿線に住んでいる高齢者の移動にも対応しています。
宮崎空港~油津待合所では、速さを重視して途中にあるバス停のうち一部しか停まらないという想定ですが、油津以南は各バス停に停まることにしています。
これも高齢者需要を重視してのことです。3
「道の駅なんごう」から北に10分、旧・南郷町の中心である南郷バス停4を発着する便もあります。
朝の宮崎行き2本と夕方の日南行き2本、通勤型と通学型それぞれ2往復ずつが南郷発着です。
通勤型の場合、南郷~宮崎市中心部を1時間24分~1時間34分で通勤できます。5
通学型だと、先述の2つの県立高校の近く6まで1時間39分~1時間52分かかります。7
上記以外の便は油津待合所8発着です。
以上が、私が勝手に考えた日南~宮崎特急バスの時刻表です。
通勤型だと、両市の中心部まで1時間を切るということで、我ながらけっこう便利なんじゃないかなと思いました。
次の記事では、このバスを走らせるうえでの問題点について書かせていただこうと思います。
清武南~日南北郷の高速道路が開通して1年以上がたった2024年7月時点で、この高速バスは運転されていません。というか運転される気配すらありません。
バスの運転士不足は全国的に深刻であり、宮崎交通も例外ではありません。
需要がどれほどあるのかはわかりませんが、おそらく新しい路線の開設などとんでもない、という状況なのでしょう。
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